すみれはただすみれのままで咲けばよい

この言葉 好きなんです

天才数学者と謳われる 岡潔(おかきよし)さんの名言

天才と変人はイコールなんでしょうか

色々な奇行をされる方でもありましたが…

夏に長靴を冷蔵庫で冷やしといて履いて出かけるとか

道の真ん中で急に座り混んで 石とか棒で数時間 数式問題を解いてるなど

常識を普通に超えてます 笑

あんまりまわりのことを気にしない感じの人ですが

天才といわれる人ってそうなんですよね きっと

「私は数学なんかをして人類にどういう利益があるのだと問う人に対しては、スミレはただスミレのように咲けばよいのであって、そのことが春の野にどのような影響があろうとなかろうと、スミレのあずかり知らないことだと答えて来た」

例えがお上手ですな😳

「これに一体どんな意味があるんだろうか?」
「私の人生とは一体何なんだろうか?」
「世のため人のために私は一体何をすべきなんだろうか?」

意味を追いかけがちな人にはスッと気持ちを軽くする言葉ではないでしょうか?

意味などはありませんよと

ただすみれとして精いっぱい咲く

内面の方向をみている言葉ですね

ごちゃごちゃ ざわざわしてるところから

シンプルで美しいところにもどるのであります

そして、岡潔さんは とても情緒というモノを大切にされてる方でもあって

情緒は日本古来の意味としては

『心の動くいとぐち』とか『感情の発作』

の意味があり

日本人ならではの美しくノスタルジーな表現

最近では emotionに近い意味あいで使用されてる言葉↓

幕末から明治初期にかけ、英語 emotionの訳語として用いられ、喜怒哀楽、同情、嫉妬などの複雑な感情を指す心理学用語となった

むかしの使い方のほうがうまいですよ

情緒という 言葉をとてもとても大切にされていた方です

情緒は本質に近い 表現なのかな?と

また、「私は人には表現法がひとつあればよいと思っている」と語っています。

表現はひとつ、そのひとつにすべてをささげること

情熱をもってひとつのことに一心不乱に打ちこむこと

ただそれだけで良いんですけどね

これもむずかしい 笑

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